【新唐人2014年6月20日】中国メディアによると、先日、四川省カンゼチベット自治州の「治安維持弁公室」の副主任がある者に射殺されました。この情報が伝わると、ネット上では歓声があがりました。なぜでしょうか。
18日深夜、政府系メディア「中国新聞網」によると、四川省カンゼチベット自治州新龍県政法委員会「治安維持弁公室」の張偉副主任が、地方から県所在地に戻る途中、何者かに射殺されました。
報道によると、張偉はかつて虫草の採取期間中に他の採取者とトラブルが発生したそうです。容疑者としてチベット族の男性が浮上しています。
この情報が伝わると、多くのネットユーザーは歓声をあげました。
四川省 曹さん
「自業自得です。治安維持弁公室の人たちは悪事をしつくしています。北京に行った陳情者は捕まえて死ぬほど虐待します。彼らは皆 人から罵られ、恨まれています。彼らが死んだら悪が取り除かれたのと同じです」
歓声をあげるネットユーザーや市民の心理を、四川省の付永禮(ふ えいれい)さんはこう分析します。
四川省 付永禮さん
「彼がいた治安維持弁公室は権力部門を代表し、独裁体制下では全ての権力部門が制限を受けません。庶民が被害を受けるだけです」
付さんは、中国は今、権力至上の時代に直面しており、権力によって人々はおりの中に入れられていると考えています。中国に民主化が訪れてこそ、真の進歩であると述べました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/06/19/atext1117524.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)